前回の記事では、
『鍼灸師って、何をする人なの!?』と言うのにスポットを当てて書きました。
今回は『鍼灸師(はり・きゅう師)になるには!?』という事に
スポットを当てて書いていこうと思います。
鍼灸師(はり・きゅう師)になるには
【所定の学校に行き単位を修得し、国家資格に合格する】必要があります。
学校は以下のように大学と、専門学校に分かれています。
○文部科学省管轄
鍼灸大学(4年制) - 国立1校、私立数校がある。
鍼灸短期大学(3年制)
特別支援学校(旧盲学校)理療科 - 視覚障害の術者はほとんどこちら出身。授業料は無料。
○厚生労働省管轄
鍼灸専門学校(3年制) - 全て私立。全国に81校存在する。ほとんどの晴眼免許者はこちら出身。
wiki『はり師の養成』より転載。
3年で取れるケースと、4年で取れるケースに分かれるんですね。
ちなみに私は4年制の大学出身です( ´∀`)b
※4年制大学でも3年終了時に国家試験を受けられる大学もあります。
画像は日本で最も歴史のある鍼灸学校『東京医療専門学校』さん。
大正15年(1926年)設立。
必修単位には、はり・きゅうに関する専門的な知識の物もありますし、
解剖学や生理学、病理学といった体に関することもあります。
私の通っていた学校では、ご検体を使った解剖実習もありました。
はり・きゅうだからと言って東洋医学的な知識だけでなく、
西洋医学の知識もきちんと学びます。
また大学の場合、英語や物理化学などの一般教養の教科も必修になります。
今回のまとめです。
鍼灸師(はり・きゅう師)になるには、
【所定の学校に行き単位を修得し、国家資格に合格する。】
また学校には、
【3年制の専門学校と、4年制の大学がある。】
※専門学校・大学の受験資格が高卒やそれに準ずる資格が必要です。
次回は取得までに必要な費用について書こうと思います。
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