鍼灸院に交通事故の患者さまが来たらどうする?自賠責でも同意書は必要??

今までアナタの鍼灸院で施術を受けている患者さまが急に交通事故に巻き込まれた・・・。

または、患者さまの親族が事故にあわれた。

ある日突然、「交通事故の施術は出来るか?」と問い合わせが来た・・・。

 

アナタはこういった状況の時にサポート出来ますか??

交通事故

目次

鍼灸院でも自賠責を使用した施術は出来る

免許を取得している方なら、昔学校で習ったかもしれませんし、

今学生の方なら、授業でやった所かもしれません(´・ω・`)

 

交通事故=接(整)骨院

 

というイメージが強いですが、鍼灸、あん摩も一応自賠責の施術は認められています。

 

一応とした理由は・・・

 

保険会社がスムーズに施術を認めてくれない事が多すぎる。

 

からです(;^_^A

保険会社が鍼灸施術を認めてくれないとは?

交通事故が起きた時の手順としては少し端折りますが、

警察に連絡し、事故証明をしてもらい、病院に診察を受けに行く。

その後保険会社に連絡して施術開始となります。

 

上記はすべて患者さまが行います。

 

で、この最後の保険会社に連絡する時に

患者さまは「XX鍼灸院で施術を受けたいんですが・・・」と伝えるんですが、

 

 

鍼灸は認められていません。

 

医師の同意が必要なので同意書を貰ってきてください。

 

 

と言ってくることが多いです(;^_^A

 

両方とも全くの嘘なんですが( ̄▽ ̄;)

 

自賠責法では以下のようになっています。

【自動車損害賠償保険法 第十六の三】

保険会社は、保険金等を支払うときは、死亡、後遺障害及び傷害の別に国土交通大 臣及び内閣総理大臣が定める支払基準に従ってこれを支払わなければならない。

 

また『国土交通省 金融庁』が出している、支払い基準には

【自動車損害賠償責任保険の保険金等及び自動車損害賠償責任共済の共済金等 の支払基準】

(1) 治療関係費 ⑧柔道整復等の費用 免許を有する柔道整復師、あんま・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師が行う施術 費用は、必要かつ妥当な実費とする。

と書かれて、はり師、きゅう師もちゃんと入っています。

 

後述の同意書に関しては、国交省 金融庁がパブリックコメントで

【自動車損害賠償保障法及び自動車損害賠償責任再保険特別会計法の一部を改 正する法律の施行等に伴う政令、省令及び関係通達等の制定及び改正並びに支払 基準の制定に関するパブリックコメントの結果について】

意見:鍼灸治療に係る医師の同意の要件を外すべき。

回答:支払基準ではそのような規定を設けておりません。

 

という風に答えています・・・。

 

 

 

サラッと嘘ついてんじゃねぇぞ( ゚Д゚)ゴルァ!

 

なぜ保険会社は嘘をつくのか?

単純に金を支払いたいくないから、

だと思います(あくまで私見)。

自賠責から出る金額が120万までと決まっているので、それを超えた額を患者さまが使うと保険会社の負担になってしまいます。

病院は交通事故の場合自費治療になる事が多いので、それに鍼灸治療も加味すると120万を容易に超えると考えるんでしょうね( ̄▽ ̄;)

 

保険会社も営利企業だから極力負担は減らしたいんでしょう・・・。

それにあくまでも相手の保険会社であって、事故に巻き込まれた患者さまの味方では無いですからね・・・。

 

でもそれって本当に自賠責を扱う保険会社としての体を成しているんでしょうか??

事故に巻き込まれた患者さまはたまったもんじゃないですよね。。

体はしんどいにもかかわらず、自分の行きたい施術所にも行けないなんてorz

アナタの患者さまへの対応は大丈夫?

事故に巻き込まれた患者さまからの問い合わせがあった時に

「それは大変でしたね。鍼灸院でも交通事故の施術は出来ますので保険会社の方に当院で施術を受けるという事をお伝えください。」

と答えるだけ。

 

果たしてこの対応は合っているのでしょうか??

 

冒頭でもお伝えしたように、保険会社はサラッと嘘をつきます。

 

患者さまは

「交通事故の施術出来るって言ったのに、嘘じゃん!!」

と思うかもしれません。

 

中には

「え??でも施術できるって鍼灸院の先生が言ってましたよ!?」

とお伝えしてくれる患者さまもいらっしゃるかもしれません。

 

そこまで食い下がっても中々認めてくれない保険会社が多いのが現実です(;´Д`)

実際自分の施術所ではそうでした( ̄▽ ̄;)

 

患者さまに交渉を任せっきりにしたばっかりに

「先生・・・、私もうしんどいです。保険会社の人と話をするのは嫌です。。」

と精神的にすごく負担をかけてしまったことがあります。

 

もう少しだけ交通事故、自賠責についての知識があれば患者さまにこういう思いをさせなくても済んだんでしょうね(;´・ω・)

 

もしアナタが自分と同じ失敗をしたくないなら

コレでしっかり知識をつけて、具体的な対策法を学んでおくと良いと思います。

患者さまが満足に治療を受けて1日も早い改善の手助けが出来るように!

おまけ

実際に保険会社が平然と嘘をついた場合は、どうすればいいでしょうか?

 

泣き寝入りをしますか??

 

実は損保を取り扱っている保険会社の対応が悪い時にクレームを入れれる機関が存在します。

 

「一般社団法人 日本損害保険協会」と言います。

 

HPもあり、そこからクレームを入れれます。

クレーム先のリンクはコチラから。

 

一発で対応が改善されるかはわかりませんが、声を上げることが大事ですのでもし不当な扱いを受けた際はコチラに報告することをお勧めします。

最後に

一番大事なことは、アナタの施術所を訪れた患者さまが何を望んでいるかだと思います。

 

「1日も早く元の体の状態に戻りたい」

 

そう望んでいる患者さまにアナタは何が出来ますか?

また何をすべきですか??

 

ひょっとすると患者さまは、しんどくてめんどうな自賠責の手続きをしてまで施術を受けたいとは思っていないかもしれません。

 

めんどくささを防ぐ意味でもコレを紹介しましたが、押し付けにならないように注意はしなければなりません。

 

恐らく使えば患者さまにとっても、施術家にとってもウィンウィンの関係は築けるでしょうが、色々な考えを持つ患者さまがいるので少しでも精神的な安心を提供できるような解決法を示せるといいと思います。

 

今回は「鍼灸院に交通事故の患者さまが来たらどうする?自賠責でも同意書は必要??」という記事でした\(^o^)/

読んでいただきありがとうございました( ´∀`)ノ

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