XXに効くツボに御用心!

よくネットや、本に「冷え性に効くツボはコレだ!」みたいな記事を見ませんか?

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実はこれを鵜呑みにして、そのまま使うのって結構危ないんです!

 

XXに効くツボは何故危険なのか!?

 

先に答えから書きますが、『人によって体質が違うから』です。

例えば冷え性にしても原因が色々あります。

冷え性の原因

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熱のエネルギーが不足していて冷えているのか。

外からの寒気で冷えているのか。

熱のエネルギーが強すぎて冷やそうとしているのか。

熱のエネルギーを所定の場所に移せないのか。

原因はもっとありますが、ぱっと上げてもこれだけあります。

誤ったツボ取りをすると・・・

仮にアナタが熱のエネルギーが不足しているタイプの冷え性だとしましょう。

もし本に書かれているツボが、熱のエネルギーを取るツボだったらどうなるでしょう!?

熱が不足して冷えになってるのに、さらに熱を取る・・・。

効果が無いだけなら良いんですが、悪化する場合も考えられますね(;´Д`)

※わかりやすくする為に例を極端にしています。

 

あとは、効果を出すといった点においては、その日の体調も考えないといけません

体力が弱っている時と、充分にある時で出来る事が違います。

ツボを押して刺激する場合ですが、体力が無い場合は押しすぎると逆に体力が削られます・・・

我々鍼灸師は、その人の元々持った体質や症状の原因、そこにその日その日の体調を加味した上で使うツボや刺激量を決めています。

だから一口に、このツボはコレに効く!と気軽に言えないんです(;・∀・)

鍼灸の敷居を高くしたいわけではないんですけど、どうせなら安全に楽しんでもらいたいです(;^ω^)

 

目次

もう一つ危険な例をご紹介。

逆子の時に使うツボなんてのもあります。

逆子

その時に使うツボは大抵『至陰(しいん)』という足のツボを使います。

本やサイトによっては『三陰交(さんいんこう)』や『太衝(たいしょう)』なんていうツボが紹介されています。

後述のツボは、気を下ろす作用があるといわれているので、時期によっては赤ちゃんが降りてしまいます(;´Д`)

使っていい時期、悪い時期などの記述が無い場合はかなり注意です。

自分の身は自分で守りましょう!

 

本やサイトで見たツボを有効に使う方法

本やサイトでみたツボを「これって自分にも使える??」って鍼灸師に聞いてみる

普段の症状や、体質を見極めたうえで、きっと良いアドバイスをしてくれますよ!

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そのアドバイスにしたがって、ご家庭でお灸をすえてみたり、ツボ押しをやってみたりしてください♪

そうする事で、不快な症状改善養生などの体調管理に役立つでしょう\(^o^)/

 

効果があると言う事は、自身が望まない効果も出る可能性があると言う事です。

副作用といった方がわかりやすいかもしれませんね。

手軽に試せるようにはなってますが、自己判断せずに有資格者に相談してみてくださいね!

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