鍼灸治療にも健康保険が利く!?

整骨院だと保険が利いて安く治療が受けられるので、ついついそっちに行ってしまう。

そんな方多いんじゃないですか!?

実は、鍼灸治療にも健康保険が利くって知ってましたか??

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目次

鍼灸治療の保険適応

鍼灸治療においては

1、対象となる疾患である事。

2、医師が保険による鍼灸治療を認めている事。

これらの2条件が満たされた時に健康保険を使用して治療が受けられます。

保険適応疾患について

・神経痛-神経にそって痛みがあるなど。
・リウマチ-関節が腫れて痛むなど。
・腰痛症-腰が痛い。・・・そのままですね(;^ω^)
・五十肩-寝ている時に肩が痛む、手が上がらないなど。
・頚腕症候群-頸から手に沿ってしびれるなど。
・頚椎捻挫後遺症-交通事故後などによる頸への外傷の後遺症

上記6疾患が鍼灸の保険適応疾患となります。

上記以外の疾患でも適応させる裏技

・「その他」の項目を利用する。

同意書の適応疾患欄に【その他】という項目があり、医師が【その他】欄に書いた疾患については保険が利く事があります。

※保険者によって認めない場合もあります(;´Д`)

わたしの場合は「膝痛」などで適応させて頂いた事があります。

詳しくは厚労省通達「はり、きゅう及びあん摩・マッサージの施術に係る療養費の取扱いに
関する疑義解釈資料の送付について」を参照

http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/04c.pdf

 

医師の同意について

鍼灸院(病院ではない)【同意書】という専用の用紙が置いてあります。

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それを貰い、医師に記入してもらってください。

この【同意書】に記入してもらう事によって、医師が保険使用を認めた事になります。

同意書は↓のような感じです。

鍼灸 同意書

同意書画像は文京区鍼灸師会様のHPより転載しました。

同意書の注意点

・同意書には有効期限があり、3ヶ月に1回更新の必要がある。

※再同意は口頭の同意でも構わないとされているが紙面で貰っておく方が良い

・歯科医師、美容形成外科医の同意では不可

・整形外科医は書いてくれない場合が多い。(施術範囲がかぶる為)

・地域によっては同意書を書かないようにと通達している医師会がある。

・基本的には医術先行である。(該当となる疾患で先に医師の治療を受けていることが望ましい。)

※保険による鍼灸治療は、医師による適当な治療手段がない場合(医療機関において治療を行い、その結果、治療の効果が現れなかった場合等)に使用できるとされている為。

どうしても医師の同意書が取れない場合の裏技

同意書を発行してもらえない場合は、該当疾患に関する診断書でもOK

ただし医科において文章発行料が請求されます。

発行料は実費だったり、保険適応だったりするので値段は病院によります(;´Д`)

保険鍼灸治療のメリット・デメリット

メリット
・保険が利くので経済的負担が減る
デメリット

・同意書取得など、手続きが複雑でめんどくさい。

 

・保険が利く金額に上限がある

【はり・きゅうの2術を併用した場合】

初診料1,660円+施術料1,520円の合計3,180円までしか保険が利かない。(電療など含まない)

患者さんが払うお金は3,180円の0~3割(ご自身の保険証を御確認ください)なので、大体0円~954円ですね。

※0割負担はひとり親や障害者の方、医療補助がある方です。

詳しく知りたい場合は厚労省の資料参照

http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/160923-02.pdf

 

・同じ病名で医科の保険が使えなくなる

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例:五十肩で鍼灸の方に保険を使った場合、医科では五十肩について湿布や痛み止めを処方してもらう事は出来ません。処方された場合は鍼灸の保険が利かなくなります。

 

・一番大きい問題ですが、保険を取り扱っていない治療院が多い。

先ほど治療料金について触れましたが、初診であれば3,180円の7割~10割が保険者から入ってくるんですが、2診以降は1,520円の7~10割、1064円しか入ってきません。

汗水流して治療して自己負担金とあわせて1人当たり1,520円というと正直厳しいです(;^ω^)

なので保険でカバーされる分以外にも、実費でさらに請求する治療院も多いです。

また同意書取得が難しくなってきている点、保険請求文章の製作、保険者との対応などの手間も足かせとなり、病院での治療(投薬など)も併用して行う場合は保険が利かないなどの制約もありあまり積極的に使おうとする治療院は少ないです。

まとめ

鍼灸治療にも健康保険が適応できる制度はある。

しかし現状、使用できるかどうかは鍼灸院や病院次第である。

個人的には保険料を払っている患者さまが、保険を自由に使えないのはおかしいかと思います(;´Д`)

保険適応の有無は治療院によって異なりますので、気になる方は来院前に電話で問い合わせてみるのが良いですね!

今回は「鍼灸治療にも健康保険が利く!?」というお話でした。

読んでいただきありがとうございました( ´∀`)ノ

 

交通事故患者の同意書について書きました\(^o^)/

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